｢高校生議会｣に参加

｢高校生議会｣に参加２年選択科目「シチズンシップ」

身近な問題から地方自治を考える～知立市議会「高校生議会」に参加～

学校設定科目「シティズンシップ」選択者（第２学年）の代表生徒５名が、８月６日に知立市役所本会議場で開催された高校生議会に知立東高校、山本学園の生徒とともに参加しました。
高校生議会参加に先立ち、７月９日に本校にて、知立市議の方（６名）とタウンミーティングを開催しました。「シティズンシップ」選択者24名が５グループに分かれ、自分たちの関心がある問題について調べ、発表しました。各グループの発表テーマは、以下の通りです。

グループ	発表テーマ
Ａ	知立市の子育ての現状　～知立市が子育て支援に力を入れている理由は何か～
Ｂ	知立市は外国人の方にとって住みやすい市なのか？　～言語の壁による問題点～
Ｃ	山車文楽を多くの人に知ってもらうために　～後継者不足対策はしているのか？～
Ｄ	ＬＧＢＴの児童生徒に対応するための取り組み　～知立市ではどのような取り組みが行われているのか？～
Ｅ	知立市の外国人児童の学びやすい環境とは？　～現在の知立市の教育～

発表後、各グループに１名の市議の方が入り、意見交換を行いました。市議の方と自分たちが提案した対応策や議会、市議の仕事等について話をするという貴重な体験ができました。市議の方により、Ｄグループが高校生議会の代表グループに選出されました。

「高校生議会」では、市議会さながらに議事が進行されました。各校の代表生徒が議場において代表質問を行った後、各校に分かれて委員会を行いました。代表質問について、生徒と市議の方が意見を交わし、提言をまとめました。本校は、市内小中学校のＬＧＢＴの児童生徒の対応策について話し合い、制服、トイレの整備、小学校における人権教育の充実等について提言をまとめ、議会に報告しました。
参加生徒は、本会議や委員会における議長や議員の体験を通して、地方の政治が自分たちにも密接に関わっているということに気づき、学びを深めることができました。


【タウンミーティングでの発表】	【市議の方との意見交換】

【高校生議会終了後、参加証を手に記念撮影】